懐かしい6Vのモンキーの整備依頼です。色々整備をするのですが、今回はエンジンが掛からない原因を探していきますよ。
バイクの写真撮り忘れちゃいました💦
いつものように何が悪いのか点検していきます。
バイクを点検していくと、どうやらスパークプラグから火花が飛んでいないようです。
前回のブログでも言ったように、ガソリンエンジンの3要素は『良い圧縮』『良い混合気』『良い火花』です。
このうち1つでも欠けるとエンジンは掛かりません。逆にいうと、この3つさえ大丈夫ならエンジンは掛かります。
火花が飛ばない理由はいくつもありますが、今回はイグニッションコイルが悪さをしているようです。
イグニッションコイルと減っていたプラグを新品に交換していざ点火!!
あれっ?火が飛ばない…
どうやら2重故障があるみたいです…
今のバイクの点火装置は電子制御でおこなわれていますが、6Vモンキーはかなり古いバイクで、ポイントマグネット点火という機械式の点火装置が使用されています。
今回は豆電球を使用した簡易的な点検装置を自作し、点火時期の調整をおこない。
その後、シックネスゲージを使用しポイント接点の隙間を調整しました。
いざ緊張の火花確認。
見事火花が飛びました。
他にも色々整備が必要ですが、まずは1つ問題が解決して安心です。
モンキーの整備はこれからもブログで取り上げますのでお楽しみに。